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by kazuo_okawa
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第41期棋王戦、渡辺棋王先勝!

渡辺棋王対佐藤天彦八段の棋王戦が始まった。
若手強豪同士の対局で極めて面白い。
戦型は、角換わり。
願ってもない最新流行形である。
それでいながら指し手が早い。
指し手が早いのは両者とも事前に研究しているからである。

現に昨年の羽生王位対広瀬八段の角換わりと45手目まで同じ。
先手佐藤天彦が45手目、64角と放つ。
これは先の羽生・広瀬戦の敗者広瀬側である。
敗者側であるのに佐藤が進めるのは、研究しているからだろう。

ところがである。
次の、46手目である。
勝者羽生は92飛とかわしたところ、渡辺は勝った側の手順を変えて、46手目73角!
勝った側の手を変えるというのは、佐藤の研究手順を交わしたともいえる。
無論、渡辺も研究していることが伺える。

ここらの水面下の戦いが火花を散る。

ならばと佐藤は65歩と角を支えて角交換。
そして渡辺が73桂!!

いやあ、手の意味自体は難しすぎる。

佐藤は長考するも、64歩と成り捨てる!
中盤の難所は、コーヤン先生の名解説あってその醍醐味が光る。
そして渡辺が力強く押し切って先勝。

渡辺が、後手番で勝ったのは大きい。

研究、駆け引き、そしてこの強さを見る限り、渡辺防衛に間違いないだろう。

【2月13日追記】
渡辺明ブログによれば
「新手の△73角はちょっと無理かとは思いつつも、一度は指してみる価値があると感じていた手でした。」
とある。
慎重な言い回しであるが、やはり研究手だったわけである。
渡辺は、感想戦でもはっきり意見を述べ、ブログも開陳している。
ファンからすれば実に素晴らしい。
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by kazuo_okawa | 2016-02-11 22:46 | 将棋 | Trackback | Comments(0)