隠し撮りを批判する人たち!
2016年 01月 25日
また高村副総裁など自民党内には「わなにはめられた」との同情論も出ている、という。
不思議でならないのは、「贈賄」という犯罪があったのか、なかったのかであり、このことが今、甘利大臣に問われているのである。
相手が隠し撮りをしていたからといって、どうして「慎重になっている」という弁解が成り立つのだろうか。
「贈賄」をしていないなら、自信をもって、そんな事実はない、と言い切ればいいだろう。一体何故「慎重」という言葉が出てくるのか不思議でならない。
勘ぐれば、「否定」したとたん、録音テープが開示され、嘘がばれるのを恐れているため「慎重になっている」ということだろうか。
それ以外に「慎重」の言葉の意味が分からない。
「はめられた」という政権側には、ならば是非、日本の警察の捜査手法を批判してほしいものである。
尾行、盗聴、隠し撮り、泳がせ捜査、そして(機会提供型の)「おとり捜査」。
そうそう、この国会で政権が成立させようとしている、「盗聴の拡大」なども、是非批判して法案提出はやめてほしいものである。
【1月26日追記】
本日の朝日新聞夕刊を見ると、素粒子に
「記憶があいまいにもなる。甘利大臣。どこまで握られているかわからねば、どこまで思い出していいかわからず」とある。
誰しもこのように思っているだろう。
素粒子でなく、社説に書いてほしいが…。