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by kazuo_okawa
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目からうろこを落とそう!

朝日新聞の「考2016」という連載記事の1月9日版を読んでいると、経済学者坂井豊貴慶大教授のインタビューが出ている。

坂井氏曰く、小選挙区制は(4割の得票で7割の議席を獲得するゆえ)、少数派はもとより、多数派も大事にされていない。
選挙は、各政策への多数意思を反映しない。
政権は民意を得ているというが、「民意」でない、「選挙結果」と言うべきである。
多数決の正当性を確保するのは極めて難しい。
だから権力の暴走を食い止めるために権力分立と人権保障によって「多数決」を制限する。
これが立憲主義である。

とまあ、内容はごく普通の至極当たり前の話であり、私が長年皮肉で使っていた「公約の抱き合わせ販売」なる言葉も使われるなど、インタビュー自体は全く異論のないものである。
私が驚いたのは、「取材後記」で朝日の記者が「坂井氏の話に目からうろこが落ちた」と記していることである!
おい、おい、朝日の記者たるものが、これではいかんでしょう。
昨年の流行語にもなり、あれだけ、あちこちで、繰り返し「立憲主義」の意義が説明されていたのに…。
そのとき勉強しなかったのだろうか…。

いささか愕然となるのであるが、高学歴で優秀であると言われている(はずの)朝日の記者ですらそうならば、いまだ「目からうろこの落ちていない」読者もたくさんおられるに違いない。
この記事は4面であり、比較的、目につきにくい。

ならば、もっと読者の目からうろこを落とすために、色々と工夫して伝えてほしい。
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by kazuo_okawa | 2016-01-09 13:38 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)