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by kazuo_okawa
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安倍首相の年頭記者会見から~三度も騙されてはいけない!

騙す詐欺師が悪いのは言うまでもない。
しかし同じ手法で三度も騙されたとあっては、騙された方にも責任がある。

安倍首相は来る参議院選挙で、憲法改正は全面に出さずに闘うことは間違いない。
もっとも、憲法改正について問われたときは、「緊急事態条項」を持ち出すことにしている。
これが安倍首相の戦略である。

彼は究極は、軍隊を持つ国(これが彼の言う「普通の国」であり、「美しい国」)を目指しているが、選挙の争点にそういうことは決して言わない。

案の定、本日(4日)の年頭記者会見においても、安倍首相は、自らは憲法改正について触れず、記者からの質問に対して
「憲法改正については、これまで同様、参議院選挙でしっかりと訴えていくことになります。同時に、そうした訴えを通じて国民的な議論を深めていきたいと考えています。」と答えている。
おそらく、今後も憲法改正は表だって自ら選挙の争点にせず、問われればこのような姿勢でいき、さらに突っ込まれたときは「緊急事態条項」からすすめる、と答えるのであろう。

昨年春、国民を舐めたような「(国民に)憲法改正に慣れて貰う」という発言が議論を巻き起こした。
そのとき、「慣れて貰う」例としてあげられたのが、この緊急事態条項である。

震災被害というもっともらしい例を挙げたのであるが、緊急時に十分な救済が出来なかったのは、憲法のせいではない。
もうこのことは、あちこちで指摘されているので改めて言うまでもないだろう。

また、緊急事態条項の具体的な中身までは安倍首相は決して言わないのだが、2012年自民党憲法改正草案を意味するのなら、これはもう全く論外である。
その草案は、私権制限も盛り込んでおり余りにも近代人権国家とかけ離れている。
これもまた、2012年以来あちこちで批判され、私も講演などで批判している。

問題はそういうところにあるのではない。
問題は、彼が正面切って、2012年自民党改憲草案のような緊急事態条項を全面に押し出さないことである。

昨年「成立」したいわゆる戦争法案を思い出すべきである。

彼はそもそも選挙の争点に挙げなかった。

また、終始「個別自衛権」で対応出来る(つまり集団的自衛権を認めなくてもよい)例ばかりを、何度も、何度も挙げながら(従ってそれはなんの説明にもなっていないのである)、結局まともな説明をしないままに、戦争法案を、強行「採決」したのである。
これが彼の手法である。

三度も騙されてはならない!
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by kazuo_okawa | 2016-01-04 19:41 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)