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by kazuo_okawa
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2016年、憲法「改正」の危機!

元旦の主要5紙を見る。

今年は、安倍首相が、実際は憲法「改正」を目指しながら、国民にはそのことを全面には出さず、とにかく参議院選挙の勝利を目指そうとしている年である。

そう思ってみると、毎日新聞がすっきりと分かりやすい。
一面見出しは、いわゆるベタ白(白抜き見出し)でインパクトをだし「安倍政権で改憲目指す」さらに「緊急事態条項から」とある。
もっとも記事自体は淡々と書かれている。
但し社会面に「憲法のある風景~公布70年の今」と題して連載が始まるようでこれは楽しみである。

朝日新聞の一面トップは「18歳をあるく」。
いうまでもなく、新たに投票権を得た世代を追いかけている。一面2番手は、「衆参同日選も選択肢に」「今夏参院選 首相、議席上積み狙い」とあり、記事中、首相が目指す憲法改正の国会発議のために自公で86議席必要とある。毎日同様こちらも淡々とした記事である。
もっとも、社説は毎日(2016年を考える・民主主義「多様なほど強くなれる」)、朝日(「分断される世界 連帯の再生に向き合う年」)ともいずれも考えさせられ、共感を覚える。

日経新聞は、憲法「改正」については目立った記事はなく、参議院選挙の記事の中で触れられているくらいである。

むしろ以外なのは、日頃、安倍政権を支持し、これまで憲法「改正」を煽ってきた読売新聞、産経新聞がこの新年はじめにあるにもかかわらず、憲法「改正」については、何ら目立った記事が無いことである。
読売一面「教研出版も教科書謝礼」
産経一面「世界遺産など剥落数十件」である。
もしも、心底、憲法「改正」を考えているなら、この新年こそ、強くその必要性をうたうべきであろう。
現に、産経はここ2年、新年と言えば、憲法「改正」を訴えていた。
にもかかわらず、安倍首相が参議院選挙の争点に憲法「改正」を全面にださない、という戦略をたてるや、それに合わせるかのように、突然ピタッとなりを潜める、というのはあまりにも情けない。

産経で更に目を引くのは、安倍首相の新春対談である。

昨年、安倍首相は、平等性を全く無視して「マスコミを選んで出演する」と批判された。
にもかかわらずそんな批判もどこ吹く風。
新年早々、お気に入りの産経を選んで対談しているのである。

しかもその見出しは「批判されるほど燃える」である。
一体全体この人はどういう人なんだろう。
彼は批判者に対して、自らの正しさを議論をもって論争してきたであろうか。
ご存知の通り、そういう民主主義の基本たる論争精神はない。
国会で、ヤジを飛ばし、論争から逃げ、臨時国会も開かないできたのである。

論争を逃げてきた人が「燃える」というのは、ヤジを飛ばしたり、批判を無視して強行することなのだろう。

この対談で安倍首相は、参議院選挙で3つの的に向かう、と述べている。3つの的とは、GDP600兆円、希望出生率1・8、介護離職ゼロである。

どこにも憲法改正について全く述べていない。

しかし過去二回の選挙が示しているように、もしも自公が勝てば、選挙前の公約は何処吹く風で、憲法「改正」を強行するだろう。

そのときに公約違反と批判しても彼は耳をかさない。
「批判されるほど燃える」とはそういう意味なのである。

2016年、憲法「改正」の危機である!
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by kazuo_okawa | 2016-01-01 10:36 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)