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by kazuo_okawa

名判決と言い逃れ判決!

結論で負かせても、理由中で違憲や違法を断ずることによって、結果的に「原告勝訴」といえる判決がある。
昨日ブログに書いた西成あいりん職安訴訟判決はその一つであり、ある意味で名判決と言える。

この判決は結論で原告を負かせたものの、理由中であいりん職安を違法と断じたため、判決確定後、福島みずほ議員らが動いて頂いたことによって来年4月からあいりん職安は職業紹介を始めることにしたのである。

このような理由中の判断によって形式的には被告(行政側)を負かせつつも、実質的には原告勝訴といえる判決は幾つかある。

思い出せば20数年前、豊中のとある商店街でアーケードの道路を挟んで2軒のスーパーが向かい合っている場所のその道路部分が、自転車で満ちあふれて、道行く人が通りにくくて困るという事件があった。
自転車でスーパーに買い物に来る人のマナー違反とも言えるが、多くの買い物客が自転車に乗ってくるという現実がある以上それを前提に対策をたてるべきだろう。
実は、豊中市が商店街に50万円の補助金を出していることを知り、そこに目を付けて、豊中市相手に裁判をした。
まあ、かなりきつい裁判で、詳細は省くが、結論は負けた。
しかし、駐輪場はその後整理され、結果みんなが満足する結論に落ち着いた。

こういう名判決は時折ある。

しかし、一方、原告側を勝たせて良さそうなのに勝たせず、理由中であれこれ行政に注文を付けている判決もある。

一見、先に述べた名判決と似ているようだが全く違う。
何故なら、原告を勝たせることが出来たはずだからである。
にもかかわらず原告を勝たせなかったのであり、こういう判決は、言い訳しているに過ぎない。

全く似て非なる、言い逃れ判決である。
つい最近、原発判決でありましたね…。
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by kazuo_okawa | 2015-12-26 23:19 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)