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by kazuo_okawa

高校への出張授業に赴く

18日、何年かぶりに、高校への出張授業に行く。

大阪弁護士会は、大阪府下の高校へ、「出張授業」というのを行っている。
つまり高校からの派遣要請に応じて、
現役弁護士が出張して、臨時の授業(講義)を行うというものである。
実はこれが、なかなか好評なのである。

喋る内容は、「弁護士の業務」「刑事」「人権」「消費者問題」「男女問題」などなど色々なメニューを用意している。
2008年に私が大阪弁護士会の副会長になったときに、弁護士会の取り組みであることから出張授業講師の登録だけは行い、その当時2回ほど高校に出張したことがある。
なかなかに新鮮でした。

その後は、出来る限り若い弁護士に優先的に回すようにと事務局に述べていたことから私の出番は無かったのですが、今回、急に依頼が来たのは、「労働」のテーマで話せる登録者が少ないとの理由からでした。

かくて久しぶりに高校生相手に話をする。

やはり若い人の感覚は良いですね。
事例を挙げて質問する。
例えば、「今日デートの約束をしている。ところが上司が急に残業を命じた。これに従わねばならないの」とか「婚約中なのに配転命令がきた。これでは新婚早々に別居しなければならないことになるが、従わねばならないの」というような質問をすると、そんな命令はおかしいという答えが出る。

実は今の裁判所は、広く使用者の(括弧付きの)「人事権」を認めるため、先の事例のような残業命令も、配転命令も有効とされることが多い。

しかし、その結論は正しいのだろうか。
高校生の感覚が間違っているとどうしていえよう…。

あっという間の50分。
最後に、どんなことでもいいですから質問はありませんか、と聞けば、
「弁護士の収入は幾らくらいですか」
「先生に法律相談すれば幾らかかりますか」
と実にストレートな質問が来た。
こういうストレートな質問も大人相手の講演ではまずない。

いやあ、高校の出張授業って良いですね。
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by kazuo_okawa | 2015-11-18 22:52 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)