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by kazuo_okawa
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思い切りよい攻め味の魅力

11月8日に放映されたNHK杯戦、三浦弘行九段対豊島将之七段の一局は、豊島ファンからすれば実に痛快な一局だった。

もともと「横歩取り」は(実践するには大変であるが)見ていて面白い戦型である。
序盤最近の定跡通りに進んだあと、後手番三浦が、飛車を84から24といきなりぶつける。
いやあこの場面、飛車同士、角同士と、大駒が互いにぶつかり合っているという非常にスリリングな状況なんですね。
しかし豊島は飛車交換してから、自陣飛車を放つ。
こういう自陣飛車は、まさにプロです。

その後、三浦も角切りから、豊島陣(79)に飛車を打ち、将棋観戦派としては実にハラハラする展開となった。

しかし豊島は、三浦の「詰めろ」(あと一手で詰む状態)を手抜き(放置)して、64歩から、63歩成り。
ここから一気に三浦を投了まで追い込んだ。
いやあこの展開が凄く、実に69手で豊島七段の勝利。

見ていて豊島七段の思い切りの良さが本当に気持ちいい。
こういうのが、観戦将棋の魅力です。

聞き手の清水市代女流六段に寄れば、豊島七段は、最近、眼鏡、髪型を変えたという。
雰囲気が全く違う。
気分転換だろうか。

豊島七段には、タイトル戦線に是非とも戻ってきてほしい。

【1月30日追記】
順位戦は5連敗のあと5連勝。
王位戦リーグ入りも決めた。
調子も戻ってきたようで楽しみである。
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by kazuo_okawa | 2015-11-12 23:19 | 将棋 | Trackback | Comments(0)