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by kazuo_okawa
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Mrサンデーに見るフジテレビの問題性

安保法成立後、NHKがまともな報道をしたことは先のブログで述べた。
(あくまで直後の報道の感想であるが)

ならば、同様のフジテレビはどう報じたかとの興味から、
20日のフジテレビ「Mrサンデー」を見たが、相変わらずである。

キャスター宮根氏は、成立した安保法について、
共同通信社の世論調査を紹介した。
安保法への安倍政権の姿勢に関し「十分に説明しているとは思わない」は81・6%、「十分に説明していると思う」は13・0%で、政府への根強い不満が浮き彫りになっている。

これが客観的な国民の声であろう。
この客観的な国民の声に即してコメントするかと思いきや、
何とこのとき宮根氏は「史上最長の審議時間だったのですが」と述べている。
何なんですかね、これ。
これは、安倍首相が仕組んだ仕掛けであることは、法案を真面目に読んだ人なら誰でも知っている。
つまり自衛隊法や周辺事態法など重要な10個の法律の改正案を、何と、形式上は1個の法律として提案しているのである。
従って、実際は10個の法律なのであるから、実質一つの法律あたりの審議時間は
(単純に割り切れば)わずか10時間強に過ぎない。
しかも、安倍首相のあの答えぶりですよ。

本来マスコミは、安倍首相のこういうインチキを正さないといけない。
それが国民の知る権利(人権)を負託されたマスコミの役割というものだろう。
にもかかわらず宮根氏は、安倍首相の仕掛け通りに、無批判に報じているのである。

更にコメンテーターの木村太郎氏がひどい。

外のデモを批判して「選挙で選んだ以上仕方がない」と言い切る。
ここには、立憲主義が全くとんでいる。

選挙で勝ったからといって何でも出来るわけではない。
選挙で勝った方が何でも出来るとなったら、少数者は大変である。
そこで憲法は制限した。
選挙で勝った一時的な権力者も、憲法に制限されるのである。
それが立憲主義である。
しかし木村氏の発言には、立憲主義が何たるかの視点が全くない。

野党の質問にまともに答えなかった安倍首相と同じである。
マスコミが国民の人権の一翼を担っているとの自覚は全くないに違いない。
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by kazuo_okawa | 2015-09-20 23:16 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)