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by kazuo_okawa

本多勝一・「戦争」か侵略か~貧困なる精神26集

本多勝一氏の新著である。
と言ってもすでに2ヶ月経っているが…。

本書を紹介しようと思ったのは、8月15日の戦争特集番組を見ていても、中立的な「戦争」の用語が使われていることである。
安倍首相により、いわゆる「戦争法案」が成立しようとしているとき、それだからこそ「戦争」の悲惨さを伝える特集をするのは間違っていない。
むしろ「良心的」な取り組みと言えるだろう。

しかしその責任が不明確な「戦争」という表現は正しくない。
その点、本多氏は明快である。
即ち、先の大戦は「アジアへの侵略」と「欧米同士(侵略国家同士)の喧嘩」の両者が存し、この二つを混同してはならない、という。

実際、しばしアジアへの「侵略」の視点が抜け落ちている。

そして、貧困なる精神26集は、2004年12月の本多氏による、小沢一郎氏へのインタビューの再録。
小沢氏が、自衛隊の海外派兵に反対し、立憲主義を守り、靖国神社参拝に反対するなど、インタビュアー本多氏自身「正直な話、かなりの基本的な認識で小沢氏と共通するとは意外だった」と述べている。
そして今回の発行に当たって、小沢氏に問い合わせたところ、今も考えは変わらないという。

本作を是非お薦めしたい。
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by kazuo_okawa | 2015-08-17 21:17 | 本・書物 | Trackback | Comments(0)