私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa
カレンダー

周防正行監督にインタビュー

私が担当している龍谷大学法学部の「裁判と人権」と題する講座で、半年に一回だけ特別ゲストをお呼びすることが出来る。

今年は周防正行さんをお招きした。

周防さんは映画監督であり、代表作には、大学の相撲部を扱った「シコふんじゃった。」、大ヒット作「Shall we ダンス」、そして日本の刑事裁判制度の本質を描いた「それでもボクはやってない」などがある。
そして法制審の特別部会の委員に選ばれた。
その内容はこのたび発行された著書「それでもボクは会議で闘う」に詳しい。

可視化を中心とした、その刑事法制改正案が今国会に上程されている。
周防さんは、講演の前日には、その法務委員会で参考人として意見を述べられた。
かように多忙な中、龍谷大学生の為に来て頂いた。
大変有り難い。
大教室で、私のインタビューに答えるという形での講演である。

最初は「それでもボクはやってない」を作られたきっかけなどから質問し、そして、日本の刑事裁判の問題点、裁判員裁判の評価等を経て、特別部会の評価、今国会の法案の評価を話して貰った。

印象に残る言葉。
「『十人の真犯人を逃すとも一人の無辜も罰する無かれ』という格言に対して、十人の真犯人も捕まえる、という人がいるが、そういったとたん、この格言の意味を分かっていないことが分かる」
「裁くことの怖さを、裁判官自身が知らない」
「判決の瞬間、真実を知っている被告人に、実は裁判官自身が裁かれている」
「裁判員裁判も従来の裁判よりはいい」
「今回の法案は、不十分だが、可視化を義務づけただけ少しでも前進である」
「警察、検察に裁量をゆだねるのは大変危険である」
「重要なのは裁判官であり、弁護実践である」
「(若い人へ)世界はあなた達が思っているよりもずっと広い」

話に感銘を受ける。
周防さんは、実に魅力的で、大変素晴らしい。

実は、学生の見ていないところで、密かにサインを貰いました。
[PR]
トラックバックURL : http://okawakazuo.exblog.jp/tb/23258957
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by kazuo_okawa | 2015-06-11 22:03 | 大学あれこれ | Trackback | Comments(0)