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by kazuo_okawa
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悪質差別文書、まかれる

「解放新聞大阪版」5月25日号を見ると、大阪府内一円にこの4月から5月にかけて、悪質な部落差別文書がまかれているという。
その内容は、ここで引用するのもはばかられるひどいものである。

 こういう差別表現は本来「表現の自由」の範疇を超えると思うが、我が国ではそういった「表現」そのものの規制法はない。
 いわゆる「ヘイトスピーチ」問題である。
 ヘイトスピーチとは「憎悪にもとづく発言」を意味し、主に人種、国籍、思想、性別、障害、職業などの集団に対して誹謗、中傷、差別、さらには煽動する発言を指す。
 問題は、「個人」に対する誹謗・中傷でなく、「集団」に対する誹謗・中傷、差別なので、日本では、その表現を直接取り締まる法律はない。

 もっとも、表現上は対象が「集団」であっても、巻き方で、具体的な個別の人物を対象としている見ることが出来れば、その人物が被害者として「名誉毀損」が成立する可能性があるだろう。

 一方、手段についての規制は考えうる。
 配布の仕方である。
 例えば、他人の敷地内の配布は「住居侵入」が考えられるし、その配布に対して、対応に追われたところがあれば、そのことをとらえて、「威力業務妨害」は考えうる。
いわゆる「ドローン方式」である。

 もっとも、これらの刑法適用は、刑法の謙抑性(処罰は出来る限り避ける)から大いに問題である。

 「悪質差別文書」に対しては、正面から、法規制せよとの運動を巻き起こしていくべきだろう。
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by kazuo_okawa | 2015-05-26 00:22 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)