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by kazuo_okawa

民主主義とは何か~驚愕のブラックジョーク

訪米して行った安倍首相のアメリカ議会演説を絶賛する評論がある。
安倍首相の演説には、アメリカ人に受けそうな「ジョーク」が幾つか織り込まれている。
これを素晴らしいと「絶賛」する評論家がいるのは悲しい。
思わず、上司の「おやじギャグ」に、「笑い」を付き合わざるを得ない部下を思ってしまう。

演説冒頭に出てくるのが、「ABE」の読み方をめぐる「ジョーク」である。

安倍首相は言う。
「私の名字ですが「エイブ」ではありません。」
ここはまあまあの「つかみ」である。
そして
「しかし、悪い気はしません。」と続ける。
何故か、と惹きつけますよね、ここまでは。
そしてその理由を
「日本人は民主政治の基礎を、ゲティスバーグ演説に求めてきた。」と
エブリハム・リンカーン大統領の著名な演説につなげるのである。
有名な「人民の、人民による、人民のための…」というアレですね。
つまり、民主主義を意味します。

ここまではなるほどと思うが、しかし、この後がいけない。

安倍首相が続いて述べたのは
「農民大工の息子が大統領になれる」
ん、!?

違うでしょう。
そこではないでしょう。
民主主義とは、どんな出身者でも大統領になれるとうことではありません。
「民意を反映して選ばれる」と言うことが主眼です。

農民出身であろうと、金持ち出身であろうと、政治家二世・三世であろうとそれ自体は「結果」であり、いわば、どうでも良いことなのであって、重要なのは民意を反映しているかどうかである。
インチキ選挙制度で選ばれたら、たとえ、「農民大工の息子」でもそれは民主主義とはいません。
当たり前の話です。
リンカーンの演説の主眼は、
民意に基づき(人民の)、民意を託された政府が(人民による)、民意に即した政治を行う(人民の為の)というものでしょう。

安倍首相の存在は、まあ、いってみれば、リンカーン演説とは全く逆ですね。

民意に基づかす(インチキ選挙制度で相対多数を取ったに過ぎない)
民意に託されず、そして民意に反した政策(原発政策など民意に明らかに反している)を蛮行しようとしてる。

つまりどこにも民意はないのであって、ゲティスバーグの精神とは全く違っている。

これを最大の「ブラックジョーク」と言わずして何だろう。
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by kazuo_okawa | 2015-05-06 16:44 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)