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by kazuo_okawa

将棋・賞金ランキングの意義(2014年編)

棋士(将棋のプロ)の2014年の獲得賞金・対局料ベストテンが2月上旬に発表された。
下記の通りである(日本将棋連盟ホームページより)。

1 羽生善治 名人 11,499(7,281) 2
2 森内俊之 九段 8,374(5,503) 3
3 渡辺 明 二冠 6,684(10,255) 1
4 郷田真隆 九段 2,340(3,453) 4
5 豊島将之 七段 2,160(1,179) 15
6 行方尚史 八段 2,090(1,821) 7
7 三浦弘行 九段 2,089(1,633) 10
8 深浦康市 九段 1,720(1,149) 16
9 佐藤康光 九段 1,643(2,720) 6
10 木村一基 八段 1,634(1,037) 19
(カッコ内は2013年の獲得額/単位は万円、金額は推定。末尾の数字は昨年の順位)

羽生名人が20回目の一位に返り咲いている。
昨年は「名人位」を含む4冠を獲得したのであるから、当然である。
同時に、20年(20回)も第一人者であることに、改めて羽生の強さに驚愕する。

一方、森内九段は、昨年は名人位と竜王位の2大タイトルを失冠したのであるから、残念な一年のはずであるが2位である。
これは以前のブログにも書いたが、竜王戦の獲得賞金が当該年に払われず、翌年に支払われるからである。
それゆえ、昨年の活躍者の一人である糸谷哲郎新竜王がベストテンに入っていない。

そもそも獲得賞金・対局料ベストテンを発表する意味は、その年の活躍度を示すものであるだろう。
そうであれば実際の支払い年ではなくて、獲得した年に反映させる方が、その年の活躍度を示してよいと、私は思うのだが…。

おそらく、竜王位の獲得賞金を昨年の実績に反映させれば、羽生名人の一位は動かないものの、渡辺二冠と糸谷竜王はほぼ同じくらいで二,三位であろう。

それにしても私はいつも思うのだが、(プロ野球やサッカーなどに比して)何故にこういう「頭脳」競技の対価が低いのか。

それは人間の叡智に対してあまりにも失礼ではないかと私は思うのである。

無論、ファンの数が違うといってしまえばそれまでだが、残念なことこの上ない。

【2016年2月6日追記】
2月5日、日本将棋連盟から、2015年賞金ランキングが発表された。
上記に書いた感想はそのまま当てはまる。
1位は羽生名人で当然だが、2位は糸谷前竜王である。
昨年糸谷は、竜王を失冠して失意の年のはずだが…。
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by kazuo_okawa | 2015-02-18 00:07 | 将棋 | Trackback | Comments(0)