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by kazuo_okawa

世界に類を見ない「高齢者犯罪」~浜井浩一教授の講演を聞いて(その2)

11日1日交流会の浜井先生の話の続きである。
日本は世界に類をみない安全な国であることは述べたが
逆に、犯罪者について日本で、今、一番問題にしなければならないのは、高齢者犯罪が増えているということである。
前述の通り、本来、犯罪は年を取るとしなくなるものである。
日本でも昔はそうであった。
しかし、1995年頃から「本来犯罪をしない世代」が犯罪をするようになり、今や高齢者犯罪が多い。60歳以上の犯罪検挙率が検挙者全体の23・8%(70歳以上でも11・4%)であり、国際的には驚くべき率である。
国際的にはこういう統計は、55歳以上でまとめており、それは圧倒的に少ないからである。
その意味では、日本の高齢者犯罪は国際的には極めて異常なのである。

では何故世界的な異常な高齢者犯罪が増えているのか。
犯罪の原因は、差別、貧困、孤立などであるが、そこから生ずる、生活保護、ホームレス、自殺、犯罪などは同じ原因でもあるにもかかわらず、その対策が、縦割りであることが大きいという。

浜井先生の話は色々なことを考えさせる。
まさしく高齢者が犯罪を起こすのは、自ら刑務所に入ることを求める、いわば福祉代わりも少なくない。
その意味では、縦割りで対策を考えるべきではないだろう。

それよりも一番印象に残ったことは、浜井先生が指摘されたようなこと、マスコミは報道しないことだ。

実は、今の日本は「安全」なのだ、ということは、不安を煽って、超監視社会を進める警察の方針に反するからであろうし、高齢者犯罪の増加の指摘は、やがて、格差社会や新自由主義など自民党の根本政策に触れかねないからでもあろう。

まさに、日本社会の今を考えさせる。
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by kazuo_okawa | 2014-11-03 09:37 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)