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by kazuo_okawa
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もっとも安全な国の、もっとも安全な時代~浜井浩一教授の講演を聞いて

11月1日に、大阪弁護士会館で近畿管内刑事施設視察委員等交流会が開かれた。
私自身3年前まで、大阪刑務所視察委員をさせて頂き、現在は大阪弁護士会の視察委員バックアップPTの座長をさせて頂いている。
そこで私も参加させて頂いた交流会で、浜井浩一龍谷大学法務研究科(法科大学院教授)の特別講演を頂いた。

浜井先生はこの分野の第一人者である。

浜井先生の話の中で、市民の方に一番知ってほしいのは、日本の治安は良くなっている、ということである。
これは、統計上明らかであり、犯罪の認知件数はこの10年で半分以下になっている。
これは画期的なことであるが、こういうことをマスコミは報道しない。
こんなことを書くと、意外に思われる方がおられるだろう。
現に、世論調査で、「治安が悪くなった」と思う方が82%いるという。
しかしそれは統計を正しく知っていないからである。

犯罪が減少しているのは、少子高齢化による。
犯罪は、若者が起こすからである。
これは世界的に共通で、30歳以下の犯罪が全体の60~80%をしめる。
従って、少子化により、犯罪は減少している。

「昔はよかったなあ」という人がいる。
「となりのトトロ」や「ALWAYS三丁目の夕日」のことである。
しかし、これらの時代は実は統計上は日本では一番犯罪が多かった。

時代的に今が安全であるが、国際的に見ても、日本は安全な国である。
殺人の認知件数は、先進国で、日本はダントツに低い。
加害行為(傷害、殺人など)に基づく死亡は日本は年間382人。
一日平均1人である。
これはダントツに低い。
もっとも、自殺は一日平均70人であり、これを合わせると逆に日本は世界一となる。

つまり、他人から殺される心配が少ないという意味では、日本は、世界で一番安全な国であり、時代的にも今一番安全な時代なのである。

さてこれからは私の感想である。
犯罪が減少しているといことは、弁護士自体もあまり知られていないであろう。
マスコミは治安不安を煽る記事ばかり載せている。

犯罪は減少しているなら、その素晴らしいことをマスコミは報ずるべきであろう。

何故報じないのか不可思議としか言えない。
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Commented by papakoman at 2014-11-04 07:27 x
1対70。衝撃の数字でした。いつもよい記事をありがとうございます。
by kazuo_okawa | 2014-11-02 23:12 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(1)