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by kazuo_okawa

竜王戦の挑決戦・糸谷哲朗六段が勝つ!

8月11日から始まる週は、週後半へ向かうほど「休み」のところが増えているが、私は、ずっと事務所に出ている。
そして、15日も事務所に出て、午後3時からの法律相談を聞く。
相談を終える。

かのシャーロック・ホームズが、一仕事を終えて、時刻を確認した後、「コヴェント・ガーデンのワーグナーに間に合う」と述べてオペラハウスに向かったように、私も時刻を確認して「関西将棋会館の大盤解説会に間に合う」と(心の中で)つぶやいて向かった。

森内俊之竜王への挑戦者を決める、決定戦三番勝負の第一局である。
その挑決戦に残ったのは、羽生名人とそして関西の若手実力棋士糸谷哲朗六段である。
この組み合わせ自体、楽しみであるが、解説陣が、豊島将之七段、大石直嗣六段、室田伊緒女流初段と聞いて、私は関西将棋会館に向かったのである。

羽生名人の今期の強さは尋常ではない。
ライバル森内竜王に対して、名人戦、棋聖戦とぶっちぎりで勝ち続けた。
そして今、竜王戦ロードである。
将棋界七大タイトルの内、羽生名人は、「竜王」を除いて全て「永世位」を保持している。
羽生は、竜王の永世位資格のために通算6期「竜王を」保持しており、永世位取得の「通算7期」まで、あと「1期」なのである。
つまりあと一つ、竜王を奪取すれば「永世竜王位」となり、そして、羽生名人は、七大タイトルの全てについて永世位を獲得することになる。
これがどれほどの偉業かは語り尽くせないが、そういう場面で立ち向かう人物というのも注目され重要なのである。
それが糸谷であり、彼は近時NHK杯戦で2年続けて準決勝まで進出した実力者なのである。
しかも解説の豊島七段はすでに羽生王座への挑戦者として王座戦が予定されている。

タイトルホルダー3人の内の一人、渡辺明2冠もいまや30歳であり
将棋界としては20題の若手棋士のスターに出てほしいところである。
それやこれやを考えると実に興味深い。

会場は超満員。
その為、2階でも解説会場を増やした。
お陰で解説陣も飛び入りで増える。
予定された豊島、大石、室田の外、
谷川浩司会長、山崎隆之八段、、船江恒平五段、香川愛生女流王将など豪華である。
いずれも個性的で楽しめた。
手の解説をきちんとする豊島の解説が一番オーソドックスで良かったが、
他方、その対極の香川の内輪話もそれはそれで面白い。
さすがに「番長」といわれるだけのことはある。
谷川会長は、理事者としての発言のみならず、
「こういうのは普通は筋が悪いんですがね」というように、随所に
谷川美学を感じさせるのが実にいい。
山崎八段は話がうまい。
森門下の兄貴分としての貫禄を見せる。
船江は基本的に手の解説で、一緒に考えながらすすめるのがいい。
とまあ、解説のトークに大いに楽しめました。

さて勝敗は、糸谷の勝利!
羽生が勝つのではないか、と思っていただけに結果に驚く。
糸谷強し!

同時に、今期は永世竜王ロードと思っていただけに
羽生がこれで終わるのかどうか。

第2局が今から大いに楽しみである。
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by kazuo_okawa | 2014-08-16 01:02 | 将棋 | Trackback | Comments(0)