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by kazuo_okawa

「徴兵制」はありうる!

ニュースによれば、7月15日の国会審議において
安倍首相は、徴兵制が敷かれるのではないとの質問に答えて
「徴兵制は憲法上あり得ない」と答えたという。

確かに、徴兵制は憲法上あり得ない。

しかし普通に憲法を文言解釈すれはありえない集団的自衛権を
(そしてこれは、歴代自民党内閣も「あり得ない」と否定してきた集団的自衛権を)
安倍首相はいとも簡単に閣議決定で認めるに至った。
恐ろしい話である。

一体全体このような安倍首相が、「徴兵制は憲法上あり得ない」と言ったところで誰が信用出来よう。
いつか憲法解釈として、徴兵制は憲法上も認められるとまで行きかねない危険性を、どうしても否定し得ない。

更に安倍首相は同国会論戦にて
「憲法を正しく解釈するのが内閣の役目」とも
答えたという。

阿呆らしくて話にならない。

憲法に規制される側(本件では安倍首相)が、憲法解釈することのおかしさは
これまでも何度も指摘してきた。

またそもそも、先の安倍発言は、我が国の三権分立の理念からしても間違っている。

何とも危うい安倍内閣であるが、安倍発言を聞く限り、徴兵制の危険は常にある。

他国間の紛争に、第三者が介入するのが「集団的自衛権」であるが
そのようなことをすれば容易に戦争に巻き込まれる。
そのようなときに、自衛隊員は自ら命の危険性に巻き込まれる。
そのような背景事情から、自衛隊員が減少すれば、
次にあがってくるのは、徴兵制である。

果たして「徴兵制」のある国にして良いのか。
いやそもそも戦争国家にして良いのか。
若い人には是非とも考えてほしい。
by kazuo_okawa | 2014-07-18 01:44 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)