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by kazuo_okawa
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上脇博之「どう思う?地方議員削減」

上脇教授は、私が担当した選挙権訴訟で
お世話になった教授であり、
民主主義を徹底的に尊ぶその姿勢には共感を覚える学者である。

その上脇教授が新しく出版されたのが
「どう思う?地方議員削減」(日本機関紙出版センター)である。

「地方議員削減」といえば、多くの方が、
無駄を省く、経費削減という点で極めて当然と
思われるかもしれない。

しかし、そうではない、というのが本書の主眼である。
本書は詳細な分析をしているが
(いささかデータや数字が多すぎるが、その分正確に分析しているわけである)
議員定数が極端に少ない場合を想像すれば分かるように
議員定数は少なくすれば、少数政党に不利であり、
結局、民意を正確に映さない。

地方議員削減は、一見、経費削減という利益にかなうようでも
民主主義という観点から言えば、公平さを全く欠くのである。

ときあたかも大阪市長選を始め、自治体首長選挙が始まる。
民主主義の反映は、首長選だけではない。

選ばれた首長は、時には、暴走しかねない。
(「暴走」と言えば、すぐさま安倍首相を思い出すが…)

その暴走のチェック、監視という意味でも
民意を反映した有能な議員が必要なのである。

もっとも上脇教授も、有能でない駄目議員の存在を
いささか嘆いているが、しかしながら民意の反映をより重視する。

私も全く賛成である。

上脇教授の新著、本書を推薦する。
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by kazuo_okawa | 2014-03-21 00:50 | 本・書物 | Trackback | Comments(0)