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by kazuo_okawa

死刑の執行に見る「法治国家」の茶番

18日のニュースによれば、谷垣法務大臣は、「法治国家においては、確定した裁判の執行は適正に行われなければならない」と述べて、死刑執行を進める発言をしたという。

法治国家!

憲法を無視続ける安倍自民党の大臣が「法治国家」などと発言するのは、茶番以外の何物でもない。

そもそも、法治国家なら、死刑執行を定めた法律よりも上位にある「条約」を守らなければならない。
法律よりも条約が上位に位置することは、イロハのイである。

日本は、死刑廃止条約は結んでいないから
(これ自体が世界の流れからすれば問題だが)
死刑執行は問題ないというのは間違いである。

日本は国際人権規約を批准し、拷問禁止条約も締結している。
ではこれらの条約は、日本の死刑についてどのように評価しているのか。

前者の国連自由権規約委員会は,2008年の第5回審査において日本政府に対して「死刑の廃止を前向きに検討」するようにとの勧告を行っている。
後者の国連拷問禁止委員会は,「死刑廃止の可能性を検討すること」を求めた。
では安倍・谷垣自民党はこれらの条約を受けて何をしたか。

何もしていない。
ひたすらに死刑執行している。

「死刑廃止」の前向きの検討も,「死刑廃止の可能性」の検討も
何らしていない。

法治国家なら、条約を尊重してまずこの検討をすべきであろう。

にもかかわらず法律よりも上位にある条約を、全く無視しているのである。
「法治国家」も何もない。

条約を無視し、法治主義に反しながら
その一方で「法治国家」を口にするのは、全く茶番としか言いようがない。


 
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by kazuo_okawa | 2014-02-19 22:34 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)