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by kazuo_okawa

大阪ボランティア協会~もしも裁判員に選ばれたら

本日(2月1日)、大阪ボランティア協会・裁判員ACTの「裁判員交流会」に呼ばれた。

大阪ボランティア協会は自治や協働の精神を大切にして
市民参加で問題解決に取り組んでいるという。
その協会の「裁判員ACT」は、裁判員経験者と、
これから裁判員になるかもしれないかもしれない人のために
交流の場を提供している。
私はその交流会に呼ばれて参加したのである。

私自身は、裁判員制度に「消極的賛成」の立場である。
それまでの、職業裁判官による裁判は官僚的で数々の冤罪を生んできた。
市民参加の裁判員裁判はそれまでの刑事裁判を変える可能性がある。
とはいえ、現行の裁判員制度は、問題点もある。
例えば、量刑を市民に判断させるのは酷であろうし、
市民への守秘義務も厳しい。
それゆえ、裁判員制度に「消極的賛成」というわけである。

私のその考えは、後述の「裁判員制度の本義」に記した。

さて、本日、交流会に呼ばれて、冒頭30分間、裁判員裁判の意義をお話しさせて頂いた。
こういう話は、久しぶりである。

実は、私は、裁判員裁判実施直前の2008年に
大阪弁護士会の副会長に就任し、刑事・人権担当として、弁護士会の立場で
裁判員制度成功のために尽力した。

そして、そのときに考えたことを、2009年5月21日に
「裁判員制度の本義」(一葉社発行)と題して発表した。
当時よく講演に呼ばれ、そのときの問題意識を、本書に記したが
何とそれは、実は、今も変わっていない。
(関心ある方は拙著をお読み頂ければ幸いです)

さて、私の30分の話の後は、裁判員経験者の話。
守秘義務の制限のある中で、話せる範囲で色々な、経験談を聞かせて頂いた。
いずれの方も、守秘義務は厳しい、というのは共通であり、
やはり、守秘義務は緩和すべきであろう。
また、量刑判断の評議については、守秘義務の関係で、裁判員経験者から
聞かせてもらう事は出来なかったが、一般論として、厳しい評議であったことは
想像出来る。
いずれにしても大変興味深い。

こういう企画を粘り強くずっと続けてこられた「裁判員ACT」には敬意を表する。

おそらく、裁判員候補者に選ばれた人、裁判員に選ばれた人、
あるいはそうでなくてもこれから選ばれるかもしれない人
(つまり裁判員に興味のある人)には経験者の話を聞くことは有意義であろう。

裁判員ACTでは、今後、2ヶ月に一度のペースで
裁判員経験者との交流会を開催していくという。
関心ある方は是非参加してほしい。
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Commented by 裁判員ACT・川畑惠子 at 2014-02-02 08:01 x
大川先生 ご参加ありがとうございました。また、「裁判員制度の本義 なぜ市民参加が必要なのか」の献本もいただき、ありがとうございました。草の根の市民の力でできることには限りがありますが、知恵を絞って、力を合わせて続けて行きたいと思います。今後ともご指導よろしくお願いいたします!
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by kazuo_okawa | 2014-02-01 23:25 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(1)