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by kazuo_okawa
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使用人に雇われる使用人~使用人に含まれる暗号

学生にとっての夏休みは
講師にとっては前期試験の採点期間である。

「労働法」を教えている大学の前期試験の採点をしているのだが
いつも考えさせられてしまう。

できばえの良くない答案に、共通の間違いがあるのである。

それが、今年は「使用人」である。
回答者は、労働者を雇っている側のつもりで答案を書いている。

つまり、「使用者」と書くところを「使用人」と書いている答案が
いくつも散見されるのである。

この原因は、学生の間で出回っている「虎の巻」
(大川講座用試験対策のレジュメ)
自体が間違っているからである。

「使用人」という言葉は、使用者を示すこともあるが
労働法の分野では、「使用人兼務取締役」という
テーマがあるとおり、一般には「従業員」の意味である。

ましてや、私は、講義で「使用人」などという言葉は一度も使ったこともない。
言うまでもなく「使用者」という言葉を使っている。

従って、答案に「使用人」という言葉を使って回答すること自体
「私は講義に出ていません」と自白するようなものなのである。

そこで考えてしまう。

ひょっとすれば、この大川用の「虎の巻」を作った人は
いくら何でもあまりに不勉強なものは不合格とするように
巧妙に、ただ一点、わざと「使用人」との言葉を使って
私に「暗号」を送ったのではあるまいかとも思うのである。

なぜなら、「使用人」は、両者の意味があるから
授業に出ていない学生にとっては気づかないからである。

そのような「暗号」なら大変素晴らしい。

実は、私は、ミステリ好きで「ダブルミーニング」(二重の意味)が
大好きなのである。

ダブルミーニングの暗号なら実に素晴らしい。

「虎の巻」作成の筆者に、是非とも、その真意を聞きたい。
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by kazuo_okawa | 2013-08-16 18:34 | 大学あれこれ | Trackback | Comments(0)