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by kazuo_okawa

真のジャーナリスト本多勝一氏

定期購読している「マスコミ市民」7月号を読む。

「『異端』のジャーナリストに聞く」シリーズ最終回に
本多勝一氏が登場している。

本多氏は「戦場の村」「中国の旅」「殺される側の論理」など
数々のルポ・著作を発表している元朝日新聞記者である。

10年くらい前までは、本多氏の本をよんで
ジャーナリストの世界に入ったものはかなりいたというくらい
その影響力は大きい。

私自身も学生時代、本多氏の著作には
影響を受けた一人である。
何冊も読んだ。

その一つに「法学教室」(第二期・第5号・1974年6月発行)という
法学部の学生向けの冊子に、彼の寄せた随想がある。
表題は「巨大な犯罪ほど『合法的』である」

理不尽な不正でも権力者はそれを「合法化」する
力を持っている。ニクソンはベトナム戦争で
大量虐殺をするとき「合法的」手続きを踏んだ。
そしてそこで言う「法と秩序」のおかしさを皮肉ったあと
本多氏は次のように締めくくる。

「よく私はいうのだが、侍は権力者が人民を弾圧するための
刀使いであった。ところが逆にその刀を支配者に向けた例外的
侍もある。法律はその刀であり、法曹人はそれを使う侍だ。
侍たちよ。あなたがたの誰が「例外」たりうるだろうか。
私たち「法で支配される側」は期待している。」

私が、弁護士を目指したとき、本多氏のこの随想は何度読んだことか。

弁護士になってからも、この著は事務所のいつも手に届くところに
おいている。



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by kazuo_okawa | 2013-07-27 12:44 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)