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by kazuo_okawa
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努力の空振りをしないように

龍谷大学と大阪府立大学の2つの大学に講座を持ち
それぞれ週一回ずつ講義に行っている。

いずれも前期の講義が終わり、これから試験が始まる。

私の試験問題は、論文式であり、学生には結構難しいと、思われる。
例えば、「いわゆる人質司法とは何かを説明し、
この現象について、あなた自身の評価を交えて論ぜよ」
といった類である。
しかし、問題の難しい分、その「緩和策」として、幾つか複数の問題を提出し
そして、その全てを回答するのではなく、2問選択制にしている。

さて前置きはそのくらいにして
私は、私の講義を聴いていただいた学生には、是非合格してもらいたいと
思っているのであるが、なかなかうまくいかない。

一番、悩ましいのは、答案自体は大変よく書けているが
問題とはずれている場合である。

この場合にも2種類あって、
学生自身が自覚している場合とそうでない場合がある。
前者は、昔あったといわれる「カレーライスの美味しい作り方」
(問題の答えではないが、あまりに斬新なので合格したという都市伝説)と
基本的に同じものであり、いわば「自爆型」である。
本人もうまくいけば、というもので不合格も織り込み済みであろう。

困るのは、問題の読み間違いに気づいていない
「勘違い型」である。

回答を読めば、それなりに勉強をしていることはわかる。
しかし問題に対する回答になっていない。
しかも本人が気づいていないときである。

どこか、何か引っかかっていれば、何とか「救済」しようと
考えるのであるが、まるで勘違いの時はどうしようもない。

これを合格にすれば、予め一本、回答を用意しておけばよいことになり
結局は「カレーライスの美味しい作り方」方式と変わらないから
そういうことは出来ない。

思えば、社会人になっても何か要領が悪く、
勘違いの元に、努力が空振りになっている人がいる。

自らの弱点をできる限り、若い時期に知ることは
重要かもしれない。

努力が空振りにならないように、
心から願っています。
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by kazuo_okawa | 2013-07-25 23:55 | 大学あれこれ | Trackback | Comments(0)