私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa

朝日新聞夕刊に女優黒木瞳氏の連載エッセイがあるのだが、先週何気なく見ていると、その連載エッセイの見出しが「大人な羽生さん、カッコいい」というので、思わず目を引いた。
内容は、藤井聡太四段に非公式戦ながら敗れた羽生三冠の敗者のインタビューが潔いとして、羽生を大人として称えているものだ。
いやあ、女優のエッセイにまで将棋のことが取り上げられるのというは将棋ファンとして大変嬉しい。

棋界の第一人者羽生は世間によく知られている。
そして藤井聡太の快進撃と、その藤井が非公式戦ながら羽生を破ったことは広く報じられ、それゆえにそのことは広く知られているということだろう。
そして藤井の特集番組で、羽生のインタビューが取り上げられる。
主役藤井よりも、敗者羽生のその潔い言葉に大人のカッコよさを感ずると、黒木氏が述べているのである。

黒木瞳氏は(お連れ合いが将棋ファンらしく)自身はそれほど将棋に詳しくは無いようだが、実は羽生が対藤井非公式戦第2局では「勝負の鬼」となったことを知ればどのような感想を持たれるだろうか。

或いは、羽生は相手の得意戦型に飛び込むことや、相手がひどいミスをして羽生が勝ったときは(つまらない将棋になったと悲しむかのように)厳しい顔をすることといった伝説を知れば、黒木氏はどう思うだろうか。
おそらく、更に羽生のカッコよさに惹かれるだろう。

いやあ、実際にカッコいいのであるが…。
だからこそ、棋界の第一人者なのだろうが。



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# by kazuo_okawa | 2017-07-24 00:32 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
森友学園、加計学園、共謀罪など安倍首相の「政治の私物化」は目に余る。

安倍首相に近しいものには便宜を図る。
忠誠を尽くした谷氏や佐川理財局長は栄転。
一方、加計学園の前川潰しや、アキバにおける「こんな人たち」発言など批判する国民には敵意をむき出しにする。
あまりにも露骨な「政治の私物化」と言わざるをえない。

そもそも、本来政治は、憲法の精神を実現するためにあるはずだ。
憲法は私達主権者がこういう国つくりをしたい、として取り決めたもの。
政治はこれを実現するものでなければならない。
憲法13条の実現、全ての国民が、平和のうちに、幸福に生きる権利が実現される社会の実現こそ、政治の役割である。
もっとひらたく言えば、「個人の尊厳」が実現されなければならない。
そこで真の意味での憲法の理念の実現するために、私たちはこれを「リスペクトの政治」と呼び、具体的には特定秘密保護法、安保法制、共謀罪法案の廃止を目指して、「リスペクトの政治を作る大阪弁護士有志の会」を立ち上げた。

その「リスペクトの政治をつくる大阪弁護士有志の会」が
7月24日午後7時から梅田ヨドバシカメラ前で街頭宣伝をします。

私も終わりの方で発言する予定です。

皆さん、ぜひ、7・24午後7時、梅田ヨドバシカメラ前へご参集ください。

【追記】
一番いい場所で出来るかどうかは不明ですので、場所にはご注意下さい。

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# by kazuo_okawa | 2017-07-23 00:20 | Trackback | Comments(0)

A級順位戦第2局。互いに初戦を制した者同士の対局である。
夜遅く帰宅して、寝る前に、連盟アプリにアクセスする。
角換わりの実に面白い将棋である。

中盤は「羽生持ち」という解説の中、豊島の素晴らしい手が炸裂する。
77手目の角切り!95手目の歩頭の44銀!
素人目にも驚くのだが、解説を読んでいると、プロでも気付かないというのであるから素晴らしい。
こういうのが観戦将棋(いわゆる「見る将」派)の醍醐味ですね。

解説畠山鎮七段の「互いに意表を突こうという応酬」というのが、何とも言えず良い。

豊島八段は、かつての「序盤、中盤、終盤、隙がない」から、隙の無さをを維持したまま、明らかに鋭く踏み込む将棋にモデルチェンジしただろう。

これで、羽生三冠という難敵を破って2連勝!

いやあ、何というか、実に楽しみである。


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# by kazuo_okawa | 2017-07-22 01:47 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

7月21日マスコミ倫理懇談会・「メディアと法」研究会の依頼で「ネット時代のマスメディア-一次情報の担い手を巡る現状と課題」というテーマで、パネルディスカッション
に参加する。山田健太専修大教授・大澤聡近畿大学准教授・奥田信幸毎日放送解説委員らと共に4人のパネリストである。

以下、私の発言である。

<長年の弁護士活動で手がけてこられた事案などでマスコミ報道に長年おつきあいいただいた中で、最近のマスコミ報道をどのように見ておられるか。>
①35年目弁護士だが駆け出しのころに「貝塚ビニールハウス事件」を経験した。一審有罪で控訴審から国選で受任。実は逆転無罪となったが、読売が独自取材で判決半年前に大きく一面で取り上げた。
森友もそうだが、独自取材しながら提訴などのきっかけを待つ。最近は慎重になってきた。
②或いは西成監視カメラ撤去訴訟は、20数年前の事件だが、釜ヶ崎に張りめぐられたカメラの撤去訴訟を提訴したとき、西成署への突撃取材が凄い。カメラもって取材に行く。無論、西成署は応じない。しつこく迫る中、実に素晴らしい言葉を引き出す。「勝手にとるな!」。こういう、警察が嫌がる突撃取材も少なくなったと思う。
③約20年前土曜深夜(日曜午前3時ころ)自宅に電話取材を受けたことがある。失礼だが熱心であったともいえる。夜討ち朝駆けの手法が、今日では、紳士的になってきたと思う。

<ニュースの現場に近いところでマスコミをご覧になった立場、また長年マスコミ情報を受け取ってきた読者・視聴者の立場、でご覧いただいて、最近のマスコミ報道に物足りない点はどんなところか。>
①速報性にこだわりすぎである。読者の立場は無論のこと、取材を受ける立場でも(依頼者の意向で応じられないとき)放っておくと忘れてくれる。
②大きなニュースで隠れるニュースがある。最近の隠されたニュースはマイナンバー顔写真の警察利用と共謀罪の国会総務委員会審議(5/16)が翌日(5/17)、眞子様婚約ニュース一色であった。昔から言われている問題だが、昔は小さくとも書いていたと聞く。遅れてでも報ずる必要があるのではないか。

<SNSなど他のメディアと比較いただいて、現代の報道へ期待する点はどんなところにあるか。ニュースの質・量、表現の正確さ、映像の質、各社の特質のアピール度など具体的な要素は?>
①SNSには速報性・映像性では勝てない。私の例として、靖国訴訟の、滝井補足意見の意義がある。月刊誌で書いてもらったが、大手新聞でも(数日後とか)書けるはず。むしろ掘り下げて考えさせるのがその役割ではないだろうか。
②つまり活字メディアは、正確さ(裏付け)のもとに掘り下げて考えさせること。

<我々マスコミを斬る、あるいはエールを送っていただければと存じます。>
①4月3日付朝日の記事で、共謀罪と伊丹市監視カメラという、記者の問題意識が良かった。こういうセンスが重要である。
②また昨年の読売のヘイトスピーチ記事も良い。何かというと「日本が」というリーダーがいるが、そういう発想がヘイトを生むことがわかる。また日経の共謀罪記事もいい。つまり社の方針とは別に現場の記者の頑張りが感じられる。
③ネット上の支持率下がっても(森友事件3月に日経デジタル調査)動じない政権が、大手紙世論調査の支持率低下で慌てる、このことは活字メディアの影響力が大きい事を物語る。だからこそ頑張ってほしい。
とりわけ民主制の担保たる「知る権利」に裏打ちされたマスコミの役割を考えると、権力監視が一番の役割。その役割の元に是非とも頑張ってほしい。

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# by kazuo_okawa | 2017-07-22 00:51 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

センテンス・スプリング「週刊文春」最新号が面白い。

日本獣医師連盟における議事録をすっぱ抜き、山本大臣が「加計学園」ありきの発言をしていることを明らかにしている。
平成28年11月17日の議事録であるが、この時期は公募前であり、にもかかわらず「加計学園」ありきの発言は、結局出来レースであることを明らかにしているのである。
またもやアベ友に優遇したという大変重要な議事録である。

さて本日、それを聞かれた山本大臣は、想像通り、頭から否定しているのであるが、一体どうしてそれを信用できよう。
そもそも日本獣医師連盟に虚偽議事録を作る理由はないと思うが…

国民として腹立たしいのは、山本大臣のコメント自体、国会での答弁同様(国会軽視の)メモ棒読みコメントであることだ。
繰り返し聞かれた記者の質問に答えて、ついに山本大臣はこう答えた。
「注意していたから「加計学園」という言葉は使っていない」
これこそ、「語るに落ちた」であろう。

金田、稲田に続く、お笑い答弁である。
無論、お笑いで終わってはいけない。
安倍政権は責任をとって総辞職すべきである。


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# by kazuo_okawa | 2017-07-20 22:41 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

稲田大臣は、陸自の日報を非公表とするとしたと言われる協議の会合に参加したことは認めつつ、非公表の了承はしていない、と否定した。
森友の代理人の話のように、同じような弁解をまるでデジャブ現象のように何度聞いたことか。

安倍首相の本音は、海外に「個別自衛権」を超えて、自衛隊を派遣したい、というものである。
そこでまず選ばれたのが南スーダンである。
とはいえ、その参加は、PKO参加5原則に則る形で派遣され、戦闘状態では参加原則にはずれる。

にもかかわらず(稲田大臣のぐだぐだ答弁からすれば)、戦闘状態と分かっていながら(或いはどこかの時点で分かりながら)派遣した(派遣を続けた)という可能性が大きい。

日報には「戦闘」という言葉が頻繁に出ているのであるから、その日報を見たかどうかは
それを裏付ける大きな証拠ではある。
しかし、日報を見たにせよ見ていないにせよ、問題の本質はそこにない。
戦闘状態を大臣が把握していないならそのこと自体が問題であるが、そもそも何故にPKO5原則にはずれる可能性の大きい南スーダン派遣を選択したかという安倍政権のその政策そのものの妥当性だろう。
巨額の税金を使ってまで、何故に派遣する必要があったのか。

そして隠蔽体質。
いまだにはっきりと答えない稲田大臣の姿勢は、安倍首相の姿勢そのものである。
これも問われなければならない。

南スーダン派遣の妥当性と隠蔽体質。
それこそが問われ続けなければならない。


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# by kazuo_okawa | 2017-07-19 23:28 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

朝日新聞7月13日付朝刊に、民法改正により賃金債権の時効をどうするかという検討を厚労省審議会で始めたという興味深い記事が出ていた。

原則5年に統一する改正民法がこの5月に成立し、2020年にも施行されるのだが、改正前の民法は債権の種類によって時効の年数はばらばらだった。
ばらばらの中の賃金債権の時効はは、民法上は「1年」だったのだが、労働者保護の観点から労働基準法は「2年」と定めた。
従って、現行の賃金債権は時効は2年なのである。

その一般法の民法が「5年」になった。
ばらばらで分かりにくかった民法の時効がすっきりした。
この点は評価できるのだが、すると、労働法上の賃金債権の時効はどうなるか、という議論が出てきたのである。
しかし、労働者保護の観点からは、当然に労働法上も「5年」にならないとおかしい。

しかもこういう議論を今ごろしていることがおかしいとも言える。

実は私は数年前にこの問題に気付き、民法改正を進められた内田貴東大教授に直接伺ったことがある。内田教授は何ら躊躇無く「当然3年でしょう」(当時の例として民法上「3年」として議論していた)と答えられ、私自身も意を強くしたものである。
この問題はその後も何度も開陳しているが、私が編集長を務めた『法友』(2013年6月号)で「今さら聞けない民法改正 初歩の初歩」という特集記事を編み、そこでもその立場で編集し解説している。
(この『法友』大阪の弁護士・法律関係団体など約4000部配布しているんですがね~)

朝日の記事によれば、請求できる期間を短くしたい経営側が5年に反対しているという。

しかしどう考えてもおかしいでしょう。
賃金(残業手当も含めて)は本来、払うべきものは払わないといけないのである。
それを『時効』で払わない、というその考え自体が批判されなければならない。

どうぞ経営側のこの考えを是非批判してほしい。

内田教授の言葉を借りるなら、議論の余地無く
「当然5年でしょう!」

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# by kazuo_okawa | 2017-07-19 00:06 | 労働 | Trackback | Comments(0)